角田ゆうき 高岡を前へ 高岡市長選挙
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【連載#3】「働く」と「育てる」を両立できる高岡へ
〜質の高い保育が支える地域〜

2025.06.03/ こどもまんなか

こんにちは。高岡市長の角田ゆうきです。

これまでのブログでは、「こどもまんなか」の理念のもと、妊娠・出産から、地域で子どもたちが健やかに育つ環境づくりまで、高岡市が取り組む様々な子育て支援策をご紹介してきました。高岡が、子どもたちの笑顔を中心に据えたまちづくりを進めていることを感じていただけたなら、大変嬉しく思います。

今回は、子育て世代の皆様が安心して「働く」と「育てる」を両立できるよう、高岡市が特に力を入れている「保育現場の充実」についてお話ししたいと思います。共働き世帯が増える中、保育施設は保護者の皆様が安心して社会で活躍するための、かけがえのないパートナーとなっています。

しかし、全国的に保育士不足が深刻化する中、高岡市もこの課題に無関係ではありません。質の高い保育を維持し、さらに発展させていくためには、保育士の皆様が安心して働き続けられる環境が不可欠です。私は、この重要な課題に対し、具体的な実績を積み重ねながら、積極的に取り組んでいます。

保育の質は「人」から。保育士確保への画期的な取り組み

質の高い保育は、「人」、つまり熱意ある保育士の皆様によって支えられています。保育士の皆様が、やりがいを持って長く働き続けられる環境を整えることが、結果として子どもたちの健やかな成長に繋がり、保護者の皆様の安心へと繋がると私は考えています。

高岡市では、この保育士確保の課題に対し、県内でも初めてとなる画期的な「保育士等就業支援制度」を導入しました。この制度が実を結び、この短期間で50人を超える新規保育士の採用を実現することができました。これは、待機児童の解消だけでなく、保育士一人ひとりの負担を軽減し、より手厚い保育が可能になるという意味で、非常に大きな成果です。

さらに、保育士の皆様が働きやすい職場環境づくりにも力を入れています。保育現場のICT化を進め、事務作業の効率化を図ることで、保育士が子どもたちと向き合う時間を増やせるようにしています。また、研修制度の充実や職場内のコミュニケーションを円滑にするためのサポートなど、保育士の皆様が専門性を高め、やりがいを感じながら働けるような環境を日々改善しています。

保護者の「安心」を育む、高岡市の保育支援

保育現場の充実が、直接的に保護者の皆様の「働きやすさ」に繋がることは言うまでもありません。高岡市は、保護者の皆様が安心して仕事と子育てを両立できるよう、きめ細やかな保育サービスを提供しています。

これまでの取り組みにより、高岡市では保育所の待機児童ゼロを継続しています。これは、お子様を預けたい時期に、希望する保育施設に確実に入園できるという、子育て世代の皆様にとって非常に大きな安心材料だと考えています。待機児童問題は、共働き世帯にとって深刻な課題であり、これが解消されていることは、高岡の大きな魅力の一つです。

また、高岡市では、多様な働き方や子育てニーズに応えるため、延長保育や一時預かり事業の拡充、病児保育の充実など、きめ細やかな保育サービスを提供しています。急な残業や体調不良の際でも、安心して子どもを預けられる体制があることで、保護者の皆様は仕事に集中し、安心して子育てに取り組むことができます。

私たちは、「子どもを預けたいけれど、どこにも預けられない」といった不安を抱くことがないよう、これからも保育ニーズを的確に把握し、質の高い保育サービスを提供し続けてまいります。地域全体で「子育て」を応援するという意識が、高岡ならではの温かいコミュニティを育み、子育て世代の皆様の生活を支えています。

おわりに/子どもたちの未来のために、保育現場を全力で支える市長の決意

今回ご紹介した保育士確保への取り組みや、質の高い保育サービスの提供は、高岡市が「こどもまんなか」の社会を実現するための、重要な柱です。子どもたちの健全な成長のためには、家庭だけでなく、地域社会、そして質の高い保育環境が不可欠です。

高岡市はこれからも、保育士の皆様への感謝を忘れず、その働きがいを支え、子どもたちが笑顔で毎日を過ごせるような保育現場を全力で支援してまいります。保護者の皆様が安心して働き、子育てできる環境こそが、高岡のまちの活力となり、未来へと繋がる礎となります。

子どもたちの無限の可能性を信じ、彼らがこの高岡で健やかに育っていけるよう、市民の皆様と共に、未来を創り続けていくことをお約束いたします。

 

高岡市長 角田ゆうき

 

政策|こどもまんなか 連載


参考文献

 

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