角田ゆうき 高岡を前へ 高岡市長選挙
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【連載#3】市長が語る「共創のまち高岡」
〜市民とともに歩む未来への道〜

2025.06.07/ 人口減少対策

こんにちは。高岡市長の角田ゆうきです。

 

これまでのブログでは、高岡市が取り組む人口減少対策の成果や、私が描く未来の高岡像についてお話しさせていただきました。高岡が着実に前進していること、そして持続可能なまちを目指していることを感じていただけたなら、大変嬉しく思います。

 

最終回となる今回は、高岡の未来を語る上で最も大切にしているテーマ、「共創」についてお話ししたいと思います。「共創」とは、市民の皆様と行政が、それぞれの立場や強みを活かしながら、共にまちを創り上げていくことです。私一人、あるいは行政だけで高岡の未来を築くことはできません。皆様お一人おひとりの声と行動こそが、高岡を動かす原動力であり、より良い未来を拓く鍵だと強く信じています。

 

高岡には、豊かな歴史と文化、そして温かい人々のつながりがあります。この素晴らしい財産を活かし、市民の皆様と共に汗を流すことで、どんな困難も乗り越え、高岡ならではの魅力あふれるまちを次世代に引き継いでいけるはずです。

市民の声がカタチになる時。政策実現への道のり

高岡市では、市民の皆様の声を市政に反映させるため、様々な機会を設けています。例えば、地域での説明会や意見交換会、市民アンケートなど、皆様の率直なご意見を伺うことを常に大切にしています。そうして寄せられた声が、具体的な政策として実現し、まちの未来を動かしていく瞬間に立ち会えることは、市長として何よりの喜びです。

 

その代表例の一つが、「城端線・氷見線再構築計画」です。この計画は、市民の皆様にとって長年の懸案事項であり、地域の活性化にとって非常に重要な課題でした。行政だけでなく、沿線住民の皆様、地元企業、そして関係機関が一体となり、何度も議論を重ね、知恵を出し合ってきた結果、ついに国の認定を受けることができました。これは、まさに「共創」の精神が実を結んだ事例であり、市民の皆様の熱意と粘り強いご協力なしには成し遂げられなかったことです。この計画が、地域の公共交通を支え、高岡の活性化に大きく貢献してくれることを確信しています。

 

また、高岡の歴史を語る上で欠かせない、「旧高岡共立銀行(赤レンガ)」の活用決定も、市民の皆様と共に歩んできた象徴的なプロジェクトです。この歴史的建造物をどのように未来へ繋ぎ、まちの財産として活かしていくか。多くの議論を重ね、市民の皆様からの様々なアイデアをいただきながら、具体的な活用計画を練り上げてきました。単なる建物の保存ではなく、新たな賑わいの拠点として、地域の活性化に寄与できるよう、これからも市民の皆様と共に知恵を絞っていきたいと考えています。

 

これらの事例は、市民の皆様が「自分ごと」としてまちづくりに参加してくださることで、行政だけでは生み出せない大きな力が生まれることを示しています。

身近な「変化」が、高岡の暮らしを豊かにする

「共創」は、大規模なプロジェクトだけに限られません。私たちの身近な暮らしの中に、市民の皆様との協力から生まれた小さな、しかし確かな変化がたくさんあります。

 

例えば、地域ごとのニーズに合わせた「コミュニティ交通」の導入もその一つです。高齢者の外出支援や、子育て世代の移動の利便性向上など、地域住民の皆様が「こんな交通手段があればいいのに」という声を上げてくださったことで、きめ細やかな交通サービスが実現しました。これは、地域住民の皆様が主体となり、行政と連携することで、日々の暮らしがより豊かになる具体的な例です。

 

また、公園の清掃活動や、地域のイベント運営、子どもたちの見守り活動など、市民の皆様が自発的に行っている様々な地域活動は、高岡のまちの温かさ、そして「暮らしやすさ」を形作っています。私は、こうした市民の皆様による「参画」こそが、高岡のまちに新たな価値を生み出し、持続可能な未来を築く上で不可欠だと考えています。

 

行政は、市民の皆様の活動を支援し、市民と市民、地域と地域をつなぐ役割を果たすことで、より多くの「共創」の芽を育んでいきたいと考えています。

おわりに/皆様の声が、高岡の未来を拓く力になります

高岡のまちには、まだ多くの可能性が眠っています。歴史ある文化と新しい挑戦が融合し、市民の皆様が主役となって輝けるまち、それが私の目指す高岡の姿です。

 

私はこれからも、市民の皆様との対話を大切にし、皆様の声に耳を傾け、共に考え、共に汗を流しながら、高岡の未来を切り拓いていくことをお約束します。

 

このブログ連載を通じて、高岡の「今」と「未来」について、皆様と共有できたことを大変嬉しく思います。皆様の温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

共に、希望に満ちた高岡の未来を創っていきましょう。

 

高岡市長  角田ゆうき

 

政策|人口減少対策

 

参考文献

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